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社員のアイデアをビジネスに。“SWITCH SAISON”が創る未来。

2019年度からスタートした社内ベンチャープログラム“SWITCH SAISON”。
4月から募集を開始、最終的には3案件が採択され、事業化に向けて動き出しました。
この制度が誕生した背景から実際の運営の様子まで、企画・運営チーム、選考委員、
そして提案を採択された2名の社員、それぞれの視点からお伝えします。

“SWITCH SAISON(スイッチセゾン)”とは?

社員のアイデアを事業化するために、2019年度からスタートした社内ベンチャープログラム。社員がアイデアを生み出す風土を醸成すること、社会のニーズやマーケットの変化に対応した新サービスを創出するという目的で誕生しました。

  • “SWITCH SAISON”の
    企画・運営チーム代表
    田中 崚也
    戦略人事部
    2014年入社
  • “SWITCH SAISON”
    選考委員(アンバサダー)
    三浦 義昭
    常務取締役
    1990年入社
  • “SWITCH SAISON”
    第一期採択者
    安部 志桜里
    CS企画部
    2012年入社
    一色 剛気
    アライアンス開発部
    2013年入社

クレディセゾンの風土を
改めて体現するために生まれた“SWITCH SAISON”。

田中
クレディセゾンにはこれまでも、社員からアイデアの提案を募集する“ドリームプラン”という新規事業提案制度がありました。ただ、応募件数が伸び悩んでいたのが実態です。
三浦
なぜ伸び悩んでいたのだと思う?
田中
募った提案のなかからいいものを選んで表彰する…にとどまってしまい、「提案を本気で事業化する」というメッセージが伝わっていなかったからだと思います。
三浦
そうかもしれない。私は仕事でよく支社を回るのだけれど、新規事業の構想を持つ社員はたくさんいるんだよ。
田中
そこで“SWITCH SAISON”は、新規事業を生み出すクレディセゾンの風土を改めて醸成すべく誕生し、制度に懸ける本気度を示すために、常務取締役・新規開発や経営企画の部門長とプロジェクトチームを組成し、全社展開を徹底しました。今までのドリームプランとは全く違う制度だということを特に意識して発信しましたね。例えば、発案者だけで完結するのではなく、“メンター”と呼ばれる社内有識者とチームを組んで提案の詳細を練り上げていく。最終審査には会長と社長にも参加していただき、そこで提案を採択された発案者は専門の部署に異動し、事業化に向けて推進する…というように。
一色
以前は最終審査も役員の前のみだったけど、今回は社員もオーディエンスとして参加したりかなりオープンになったよね。そこが一番変わったと思う。
安部
東京支社内では以前、新入社員を対象に“ドリームプラン”を運営していましたが、支社長へのプレゼンにとどまっていました。でも“SWITCH SAISON”でようやく経営層にプレゼンできるな、事業化のチャンスが来たな、と感じました。
  • 従来のドリームプランの場合
    これまでのドリームプランは、アイデアを随時募集し、提案があった際に検討・表彰するスタイル。
  • SWITCH SAISONの場合
    SWITCH SAISONは期間を設けて募集をかけ、一次審査と二次審査を実施。二次審査通過者は案件の事業化に向けてメンターと提案内容をブラッシュアップし、最終審査に臨む。最終審査で採用された案件は事業化に向けて動き出していく。

事業化を前提とした“SWITCH SAISON”は、
自分を成長させるチャンス。

田中
その結果、採択が終了した第一期と、選考中の第二期あわせて提案総数は308件。数多くの提案が集まったことから、事務局としては「提案を本気で事業化する」というメッセージが伝わったのではないかと思っています。実際に第一期で提案を採択された安部さんと一色さんは、どのような思いで提案に臨まれましたか?
安部
事業化を前提とした“SWITCH SAISON”にチャレンジすることは自分の成長につながるし、その経験談を話すことができれば、後輩のチャレンジも促せる。そう考えて応募しました。
一色
そもそも私が所属するアライアンス開発部は、新規事業開発がミッションです。応募しないという発想はありませんでした。実際にプランも持っていましたので、審査の場は経営層にスピーディに伝えられるチャンスと捉えていました。
田中
お二人の提案内容を、改めて教えていただけますか。
安部
入社から4年半勤務していたセゾンカウンターで、若い世代のお客様が巻き込まれてしまったお金のトラブルについて、よく相談を受けていました。クレジットカードを作る前から少しでも金融の知識を持つ必要がある。そう感じた私は、現役の社員が全国の学校に出向き、金融リテラシーをつけるための出張授業を行う“SAISON TEACHER”を提案しました。
一色
私は、これから増えていくであろう在留外国人の方々が、日本で豊かに生活できるようなサービス提供を考えていました。方法はいくつもありますが、まずは外部の専門業者とデータ連携を行い、与信材料を充実させ、在留外国人の方々が来日後すぐにクレジットカードを作れるようにすること。そうすれば賃貸も携帯電話の契約も可能になります。そこから“オールセゾン”でサービスを提供できる環境を整えよう、という提案にまとめました。

自分の提案を、なんとしてでも通したい。
その思いで全力投球したピッチプレゼン。

田中
一次審査を通過したお二人は、二次審査でピッチプレゼンを行いました。一人4分という持ち時間のピッチプレゼンでは、提案のわかりやすさ、共感しやすさなどが求められますが、いかがでしたか?
一色
私は最初の登壇だったので、すごく緊張しました。しかも相手が役員や部門長という、自分よりはるかに上の知識・経験をお持ちの方々ばかりでしたから。内容には自信がありましたが、正直、何をどう話したか覚えていないほどです。
安部
私もそうです。普段は支社で働いているので、本部の経営層の方々にプレゼンする機会がありません。かなり緊張しましたね。
田中
そうだったのですね。私はお祭り感覚で楽しませていただきましたが…。
安部
お祭りなんて、とんでもないっ!(苦笑)。
三浦
そんなに緊張していたんだね。でもそれはとてもいいことだと思う。単に人前で発表することによる緊張ではなく、「自分の提案を通したい!」と願えばこその緊張だから。二人が戦いの場に臨んでいる雰囲気がしっかり伝わってきた。二人以外のプレゼンでも、「この人はこんなにプレゼンがうまいんだ!?」という発見があって興味深かったな。
安部
おもしろいプレゼン、ありましたね。
一色
そうなんです。そういう提案を聞いて、クレディセゾンのビジネスの枠を取り払ってもいいのだと感じました。
安部
ほかの人のプレゼンを見て、視野を広げてもらったという印象はすごくありますね。
  • 【最終審査時の様子】

  • 【最終審査時の様子】

最終審査を経てさらに広げた視野。
この経験を、次に活かしていきたい。

三浦
最終審査には会長と社長が審査に参加したけれど、二人にはプレッシャーだったかな?
安部
いえ、次につながるアドバイスをいただけてよかったです。私は社員が出向くスタンダードな金融授業を想定していたのですが、会長から「インターネットを使えば遠隔地でも授業が受けられそうだよね」と言ってもらい、可能性を広げていただいた手応えがあります。
一色
私も社長から「クレジットカードにこだわらず、プリペイドやデポジットも検討してみたら?」と言われ、大きな視点で考える大切さを教えていただきました。
田中
第一期の“SWITCH SAISON”は、お二人をはじめとする発案者の方々の尽力もあり、社内的な認知は進んだと感じています。今回の経験は、今後どのように活かされそうでしょうか。
一色
会員基盤やポイントなど、クレディセゾンありきのスタートではなく、「こういうのがあったらいいよね」というところからビジネスを考えるようになりました。そして本当に必要であればスピーディに経営層を説得し、事業化に結びつけたいですね。
安部
私は支社からCS企画部に異動し、自分の提案を事業化するために教育関連の官公庁や企業を回ってチャンスを探っている最中です。応援し、送り出してくれた支社の方々、そして後輩たちのためにも、必ず形にしたいと考えています。
FROM アンバサダー

制度がなくても毎日提案が出てくる。
クレディセゾン“らしさ”が求められるだろう。

提案は、まったく新しいことでなくてもいいのです。ただし、常に“昨日とは違うこと”であってほしい。前回こうだったから、日付だけ変えて同じことをする。これはクレディセゾンではあり得ません。この風土をもっと根付かせ社内を活性化させていく、“SWITCH SAISON”はそのきっかけに過ぎないというのが私の考えです。

今回、第一期を振り返ることによって、制度としての必要性を改めて認識しました。しかし、制度があるから提案が出てくる、という流れにはしたくありません。この変化の激しい時代に生き残っていくためには、極論すれば制度がなくても毎日提案が出てくるような、クレディセゾン“らしさ”が必要だと感じています。